【生産者の声】玉ねぎ生産者 石澤 彰さん

2000.8.26

土を肥やして、健康な作物を育てる
玉ねぎ農家 石澤 彰さん(右)とご家族

有機物(堆肥や緑肥)を用いて、水はけがよく作物が良く育つ土づくりを大切にしています。堆肥中の微生物が土を柔らかくすることで土の構造に隙間が生まれ、作物の根付きを良くしてくれます。化学肥料をなるべく抑えて安心して食べられる高品質の玉ねぎを栽培しています。

毎年5月~お盆は、天候とにらめっこ
玉ねぎの品質は、表面の汚れや色・根の長さ・球のしまり・乾燥度などを見て品質評価がされています。収穫前しっかり葉を枯らしてから収穫するため、いつ収穫前の乾燥を始めるかタイミングの見極めが重要。また薬剤の散布も、その年により雑草の種類や、蔓延する病気・気候特性も違うため仲間内で勉強会を開き最低限の農薬散布で済むよう逐一情報を入れています。長年の経験と、最新の情報や技術が美味しい作物を作る秘訣です。