【生産者の声】常呂町にんにく耕作者部会・遠藤部会長にインタビュー
収穫を間近に控えたところピンクにんにくの圃場で、常呂町にんにく耕作者部会の遠藤部会長にお話を伺いました。まもなく予約受付・販売も始まる旬の味覚。生産者だからこそ知る一番おいしい食べ方や、ところピンクにんにくへの想い、そしてたくさんの人に美味しさを体験してほしいという願いをご紹介します。
「たくさんの人に、おいしさを体験してほしい。」
「収穫したにんにくの乾燥が終わって、自分で食べた時に『今年もおいしくできたな』と思える瞬間が、一番うれしいですね。」
そう話すのは、常呂町にんにく耕作者部会の遠藤部会長。毎年収穫を終えたあと、最初に味わうにんにくは、生産者だけが楽しめる特別なごちそうです。
家庭でよく作るのは、ところピンクにんにくをたっぷり使ったアヒージョ。マッシュルームや海鮮など、自分で食材を選び、自分の手で家族にふるまうのが遠藤部会長流です。「最初からにんにくをたくさん入れるのがポイント。ずっと食べ続けられるくらいおいしいので、うちでは『無限アヒージョ』と呼んでいます」と笑顔を見せます。焼肉の時には、丸ごとホイルで包んで蒸し焼きにするのもお気に入り。生産者ならではのおすすめの食べ方です。
乾燥調整が終わると、奥様と「今年もやったね!」「おいしくできたね!」と顔を見合わせるのが毎年の恒例。一年間の苦労をともに乗り越えてきたからこそ、その一言には何より大きな達成感が込められています。また、形の良いにんにくがたくさん収穫できた年は、「多くの人に手に取ってもらえる」と、ひときわうれしく感じるそうです。
「普段は自分で育てたにんにくしか食べませんが、外でにんにく料理を食べると、やっぱりところピンクにんにくが一番おいしいなと思います。」そう語る遠藤部会長。気候の変化に対応した栽培技術の向上や土づくり・種づくりに取り組みながら、これからも品質の良いところピンクにんにくを育て続けていきます。
「ところピンクにんにくは季節限定の味覚ですが、そのおいしさを一年中楽しんでもらえるよう、「ましまし万能バカたれ」や「美味すぎてヤバいジャン」など、ところピンクにんにくの風味を手軽に味わえる加工品を用意しています。時期によっては店頭に並んでいないこともあり、『欲しいけど売ってないんだよね』と声をかけられることもあります。もっと多くの方にところピンクにんにくを知ってもらって、そのおいしさを体験してほしいですね。」と遠藤部会長は話します。
その言葉には、自分たちが大切に育てたにんにくへの誇りと、多くの人へその魅力を届けたいという、生産者としてのまっすぐな思いが込められていました。

収穫を間近に控えた圃場で、試しに抜き取ったところピンクにんにくを手に取り、生育状況を確認する遠藤部会長(左)と販売課木村課長

