JAところについて

JAところ基本方針

農家とともに悩み、ともに考え、ともに歩むこと

この姿勢を基本に消費者との交流を深め、消費者が安心して食べられるおいしい農畜産物を供給してまいります。

JAところ空撮

JAところのご紹介

当JAは北海道の東部のオホーツク海に面した北見市常呂町を区域とし、約4,700haの農地に小麦、てんさい、じゃがいも、玉ねぎを基幹とした畑作・野菜の生産と酪農を主体とした農業を展開しています。ご承知のとおり、日本は食料の大部分を海外に依存する食料輸入国であります。農村は食料基地として、農畜産物を安定供給することはもちろん、国土や環境保全、景観など農業のもつ多面的機能の維持と発揮が強く求められています。食料生産地として、これからも消費者の皆さんから期待される安全・安心な農畜産物生産のため、「TOKORO型クリーン農業」の実践と生産基盤の整備をすすめ、地域の豊かな生活と安定した経済を築くためJAと生産者が一体となって努力しています。

農作業写真
北海道安心ラベル

TOKORO型クリーン農業に取り組む主要品目
玉ねぎ・小豆・にんにく

北海道が認証する「北のクリーン農産物表示制度」に登録し、その栽培方法をわかりやすく表示することでPRを行っております。

安全・安心な農畜産物のための

環境への負荷を可能な限り軽減し、より安全・安心な農畜産物を安定的に生産・供給していくためには、クリーン農業への取り組みを一層推進していくことが重要となっています。

  • 3年に1回以上堆肥を投入し、地力向上を図る。
  • 輪作体系上緑肥の栽培を取り入れ、土壌物理性の改善と病害虫の軽減を図る。
  • 常呂産ホタテ貝殻石灰肥料を積極投入し、地域資源の循環を進めるとともに肥料コストの低減を図る。
  • 玉ねぎは、畑作物との輪作を組み合わせ、収量と品質の向上を図る。
  • 土づくりは数値目標を設定し、実践するものとする。
JA女性部写真

食と農を支える活動を通じて
ところ町に笑顔を届ける「JAところ女性部」

「収穫”菜”」などの地域イベントで料理を提供するほか、地域に根ざした活動を行っています。地域とのふれあいや、料理や手芸など趣味の学びを通じて、自分の生きがいや家族とのゆとりのある暮らしにつなげてもらうことが、女性部の目的。農家の女性なら誰でも気軽に参加でき、その中でも参加年次の浅い人たちで組織するフレッシュミセス部会では、農業経験の浅い人も地区を超えて友達の和を広げられます。女性の夢や願いを実現し、笑顔と助け合いが溢れる地域づくりをサポートしています。

組織概要

JAところ外観

JAところ本所
設立 昭和23年3月26日
本所所在地 北海道北見市常呂町字常呂608番地
地区 北見市常呂町一円
代表理事組合長 川上 和則
組合員数 組合員数(令和4年度末現在)
正組合員 個人 229人
正組合員 法人 11戸
準組合員 個人 349人
準組合員 団体 43団体
正組合員戸数  137戸

山、海、ひと、地域一体コミュニティ

常呂町農協漁協共同給油所

昭和37年 消防法改正により、既存の民間給油所での石油類の取り扱いが困難になったことがきっかけで、「農協」と「漁協」が共同して給油所を設置したのが始まり。運営にあたる経費を折半し、利益も分け合う形で協力体制を維持し続け今日に至っています。組合員をはじめ地域住民に愛されるガソリンスタンドとなっており、全国的にみても農協と漁協が共同でガソリンスタンドを運営している例は他になく、貴重な存在。網走ー常呂ー佐呂間を結ぶ国道238号線沿いにあります。

【概要】ホクレン 常呂共同セルフSS/JAところ
住所:北見市常呂町字土佐3-12
営業時間:8時00分~18時00分

常呂町農協漁協共同給油所

株式会社常呂町産業振興公社

昭和50年代頃からホタテの水揚量は増大していき、同時にホタテ貝殻をどのように処理をするか町の課題となっていました。一方、農業では土壌の酸度調整のためにタンカルという石灰石の粉を使用していました。ホタテの貝殻にこのタンカルと同等の成分が含まれており、散布効果も得られたことから貝殻粉末を産業化しました。漁協が貝殻(原料)の調達を担い、農協は製品(貝殻粉末)の販売を担い、両者の調整役として北見市(行政)が参加した公社を設立しました。天然素材100%の貝殻石灰は海のミネラルも含むことで土壌改良の効果も高く、TOKORO型クリーン農業に欠かせないものとなりました。