にんにくトリビア

生だと
大人の味本来の味を味わうなら、すりおろしで。地元では焼肉やホタテに添えたり、カップ麺にもいれたり…ピリッとした辛さを気軽に楽しんでいます。

熱を通せば
こどもにも皮つきのままオリーブオイルでじっくり弱火で揚げると、甘くホクホクした食感に。残りのオイルはガーリックオイルとして活用を!
レシピ紹介

作り置き味噌で
シャケのちゃんちゃん焼き

ところピンクにんにく香る
濃厚シュクメルリ

シャケのちゃんちゃん焼き
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材料(1人前)
●ところピンクにんにく味噌 …(※)
●秋シャケ1切れ…塩コショウを振り浮き出た水分を拭きとっておく
●バター20g
(A)
ところピンクにんにく 1片
キャベツ1/2枚…食べやすい大きさ
玉ねぎ1/8個…くし切り
にんじん1/5本…半月切りか短冊切り
しめじ1/4パック…石付きをとってほぐす - 1 シャケの切り身に塩を振り、浮き出た水分をキッチンペーパーで拭き取っておく
- 2 (A)を全て切る
-
3 アルミホイルを広げ、2で切った野菜と1のシャケを乗せ、ところピンクにんにく味噌をシャケに満遍なく塗り、 最後にバターを乗せてホイルを包む
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4 3をフライパンに入れ、水を加えて火加減を調節しながら蒸し焼きにする(約15分)
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(※)
ところピンクにんにく味噌- 材料 (作りやすい分量)
●ところピンクにんにく 1片(約30g)
●ごま油 小さじ2
(A)
みそ 50g
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1
しょうゆ 小さじ2 - 1 ところピンクにんにくは薄皮と芽を取り、みじん切りする
- 2 (A)の調味料を混ぜ合わせておく
- 3 小鍋にごま油をひき、1が透明になるまで弱火で炒め2を加える
- 4 3にツヤと照りが出てとろみがつくまで加熱したら完成
- 5 好みで鰹節をいれる
- 6 粗熱が取れたら消毒した容器に入れ、冷蔵庫で保管する
ご飯に乗せて食べたり、肉野菜炒めの味付けや、きゅうりを漬け込んだりすると美味しい
- 材料 (作りやすい分量)

濃厚シュクメルリ
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材料(2人前)
●ところピンクにんにく 1玉
●バター 20g
●鶏モモ肉 1枚
●牛乳 300cc
●クリームチーズ 70g
●顆粒コンソメ 小さじ1
●塩 小さじ1/5
●黒こしょう(盛り付け後)適宜
●お好みのパン 適宜 -
1 ところピンクにんにくの皮をむき、芽を取る。
スライスしてから粗く刻む。 -
2 鶏肉を食べやすい大きさに切る。
塩・こしょうを振って下味をつける。 -
3 フライパンに1とバターを入れ、中火でじっくりと炒める。
4 3に皮側を下にして鶏肉を入れ、こげに注意しながら両面にこんがりとした色がつき火が通るまで焼く。 -
5 鶏肉に火が通ったらいったん取り出し、フライパンに牛乳と練っておいたクリームチーズ、コンソメ、塩を入れ、混ぜながらとろみがつくまで煮る。
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6 鶏肉をフライパンに戻し、なじむまで煮込む
-
7 皿に移し、黒こしょうを振る。焼いておいたパンを添えて完成!サツマイモや玉ねぎ、シメジなどを加えても美味しい!
おすすめ
市場に出回る前からのファンです
『ところピンクにんにく』を使ったメニューを提供している北見市のラーメン店『麺屋創介』。店主の齊藤創介さんは、常連だった生産農家の方からところ産のにんにくを分けてもらい、特徴である辛さと濃厚な香りに魅せられたそう。生食向けの市場出荷が始まった平成28年産から、本格的にお店で提供するメニューに使い始めています。
『ところピンクにんにく』を使用できるのは季節限定にはなりますが、旬の時期に地元の食材を味わうことで、季節の変化を楽しんでもらいたいと、齊藤さんは言います。メニューによりトッピングとして生のまま加えて辛みを強調したり、火を通したり、使い方を変えて提供しており、農家のお客様から「使ってるんだね!」と声を掛けてもらうことも多いそう。
「地元にこんなに美味しいものがあるということを、多くの人に知ってもらえると嬉しいです」
『ところピンクにんにく』を使用する時期はSNSなどでお知らせをしています。
ぜひ、時期が合えば味わってみてください。
麺屋創介
〒090-0052
北海道北見市北進町4ー1ー18 北進フリーダムビル1F
電話番号:0157-22-0022
営業時間11:00〜15:00・17:00〜20:00(月曜定休)

生産の現場から
収穫カレンダー

生産者インタビュー

山内 英之さん
開拓時代を支えたにんにくと、先人たちの経験を次世代へ繋ぎたい
常呂町では、我が家を含め大体の農家が自家用にんにく栽培しているんです。JAの強い後押しもあり私の代からは販売用としての生産も始めました。
「農作業体験」として地元の中学生の受け入れも行っており、秋の播種に向けた「種割り」を各農家で実習したり、生産者が学校へ出向いて「ところピンクにんにく」の歴史や栽培について授業を行うことも。古くから栽培されてきた「ところピンクにんにく」に郷土の名産品として愛着を持ち、その想いを受け継いでいってくれたら嬉しいですね。
また、私自身もこうした経験から生産者としての誇りが育まれました。現在は生産組織の代表として、高品質安定供給やブランド化を推進。こうした試みは、開拓時代から受け継がれてきた「ところピンクにんにく」の種と、先人たちの歴史を次世代へと継承することに繋がっていると考えています。

繁忙期には妻がにんにくを使った
スタミナ料理を作ってくれます!