玉ねぎ

玉ねぎ

おいしい玉ねぎが育つオホーツク気候
少ない降水量と一日の寒暖差が決め手

メインとしても隠し味としても、料理に欠かせない玉ねぎ。球がしまっていて、ずっしり重さがあるものが「新鮮でおいしい」とされています。おいしく育つために欠かせないのは、昼夜の寒暖差。この気温差が、玉締まりの良い良質な玉ねぎを育みます。また、ところ町の年間雨量700ミリという全国有数の降水量の少なさも重要なポイント。玉ねぎは収穫前に根切りし、約1~2週間程度圃場でしっかり乾燥させることで艶の良い保存に適した玉ねぎになります。町内の玉ねぎ選果場で出荷に向けてパッケージ化され道内はもちろん、遠くは道外各地へ送られています。

玉ねぎ栽培スケジュール

生産者の声

石澤 彰さん(右)とご家族

土を肥やして、健康な作物を育てる

有機物(堆肥や緑肥)を用いて、水はけがよく作物が良く育つ土づくりを大切にしています。堆肥中の微生物が土を柔らかくすることで土の構造に隙間が生まれ、作物の根付きを良くしてくれます。化学肥料をなるべく抑えて安心して食べられる高品質の玉ねぎを栽培しています。

毎年5月~お盆は、天候とにらめっこ

玉ねぎの品質は、表面の汚れや色・根の長さ・球のしまり・乾燥度などを見て品質評価がされています。収穫前しっかり葉を枯らしてから収穫するため、いつ収穫前の乾燥を始めるかタイミングの見極めが重要。また薬剤の散布も、その年により雑草の種類や、蔓延する病気・気候特性も違うため仲間内で勉強会を開き最低限の農薬散布で済むよう逐一情報を入れています。長年の経験と、最新の情報や技術が美味しい作物を作る秘訣です。

輝く女性たち仲間との繋がりに助けられています

石澤 園江さん 写真
石澤 園江さん

誰かが困っていたらすぐに皆が駆けつけてくれる、そんな常呂町の農家仲間に支えられています。「北海道胆振東部地震」に伴い発生した大規模停電「北海道ブラックアウト」の時、私たちは玉ねぎの選別作業を行っている時期でした。選別機には発電機を使用するため、直接停電の影響を受けることはありません。しかし、酪農家は毎朝晩の搾乳や、牛たちの健康維持のために電力が必要不可欠です。そこで近隣の酪農家に発電機を貸し出し、私たちは地域の玉ねぎ農家と連携して、作業時間をやり繰りし発電機を融通し合う事で、お互いに助け合って乗り切ることが出来ました。酪農も農業も漁業も、みんなで助け合う風土があるのが常呂町の素晴らしいところだと感じます。

JAところでは「女性農業者の活躍」を積極的にサポートしています