JAところで働こう

JAってなーに?

JAは「農業協同組合」のニックネームで、地域の農業をやっているひとが集まってつくった組合のことです。

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営農指導・購買

野菜や果物の育て方を教えてくれたり、野菜や果物のタネや大きく育てるための肥料も売っています。

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農業体験

女性が農業体験ができる研修会を開催。住居も用意してるので、安心して体験できます!

宣伝広告関連

JAところブランドのオリジナル商品のネット販売などを通じた宣伝広告活動を行っています。「ところピンクにんにく」は、TV取材を受けるほどの人気に!

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ローン

車やお家を買ったりする時に便利な「ローン」もあります。みんなが学校に行くための手伝いもしています。

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貯金

JAでお金が貯められます。総合口座はもちろん、定期積立など計画的にお金が貯められます。

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JA共済

病気になったり、事故にあった時も安心できるようにJA共済という保険があります。「こども共済」もご用意しています。

ホクレンSS
(ガソリンスタンド)

車が走るのに必要なガソリンを入れる日本唯一の「漁協との共同経営のガソリンスタンド」もあるよ。ストーブに入れる灯油も売ってます。

ガゾリンスタンドイメージイラスト
JAマーク

Japan Agricultural Co-operatives

日本(ジャパン)農業の(アグリカルチュラル)協同組合(コーポラティブズ)
アルファベットの「J」と「A」の組み合わせで、全体で「大地」や「日本の国土」を描いています。

JAところマーク

キーカラーの赤は「常呂町特有のおいしさを台所に届けたい」というJAところの組合員と職員の情熱を表現。英文字「JA TOKORO」をあえて枠から飛び出させ、枠にはまらない発想で日本全国・世界へと美味しさを発信していく、JAところの可能性を表しています。

優良法人2025

職員の健康管理・健康づくりを経営的な視点で実践する「健康経営」を、健康診断の受診や受診後の保健指導、体力測定・研修会を通じ積極的に取り組んでいます。
これからも職場環境づくり・職員の健康づくりの取り組み実践により「健康経営優良法人」の認定を毎年受けることができるよう、継続的な健康経営に取り組んで参ります。

先輩からのメッセージ

経済部資材課

農家に頼りにされる職員に

氏名渡辺 竜士さん(2023年入組)
業務内容を教えてください

現在、入組して2ヶ月なので一つずつ先輩に教えてもらいながら業務を覚えている段階です。主に種子の取りまとめや店舗での販売業務に取り組んでいます。まだまだ知識が足りず、種類が多彩な農業資材を前に迷うこともあるけど、この1年でしっかり覚えて、農薬の散布タイミングや量などをすぐに答えられるように日々勉強しています。農家実習の様子はこちら

仕事のやりがいは?

農業を営んでいる親戚がおり、種芋を植える時期や収穫シーズンには、毎年作業を手伝っていたこともあり、農業は身近な存在でした。大学では材料力学を専攻し農業とは別の道に進もうと思ったこともあったのですが、生活に直結する食料を生産する「農業」の大切さを感じ、農家さんを支えるJA職員を目指すことに。農家さんに信頼され頼りにしてもらえるような存在になって、ところ町の農産物を支えたいと思っています。

これから入組される皆さんへ

僕がJAところを知ったのは、北見の庁舎に「ところピンクにんにくGI登録」の垂れ幕が掲げられていたことがきっかけでした。ここだけにしかない作物を扱うJAであることに魅力を感じ、22年3月に札幌で開催されたJA合同説明会でお話を聞いて「ここだ!」と思い、採用面接を受けました。現在、課長を含め6名の部署に所属しており、みなさん丁寧に業務を教えてくれます。業務内容はメモにとって覚えていますがその際に、それを行う理由も考えて理解を深めるように努めています。農業の知識がない方でも、先輩がしっかりサポートしてくれるので、ぜひJAのお仕事にチャレンジしてみてほしいと思います。

ゲンバをのぞき見

ところ町の町民歴2ヶ月のため、まずは管内の農家さんの顔と名前を一致させるため、事務所や店舗にいらした農家さんは、栽培している作物とともに記憶するようにしています。人と会話をすることが好きなので、組合員さんと会話できると、とても嬉しいです。7月になると、念願の「ところピンクにんにく」の収穫シーズンになります。実はまだ、生の「ところピンクにんにく」を見たことがないのでとても楽しみにしているんです。ゆくゆくは、「ところピンクにんにく」に関する業務にも携わってみたいなと思っています!

管理部金融共済課

地元で見つけたやりがい

松原 瑠香さん
氏名松原 瑠香るうかさん(2023年入組)
業務内容を教えてください

金融共済課で、貯金業務を担当しています。窓口でのお客様対応のほか、後方での電話応対や伝票の入力、口座振替の印鑑照合・登録作業、公共料金の処理、届いた文書の仕分けと報告、通帳や物品の在庫管理など、日々さまざまな業務に取り組んでいます。覚えることも多いですが、一つひとつが重要な仕事なので、丁寧に対応するよう心がけています。

仕事のやりがいは?

電話でお客様にご質問いただいた際に、すぐにお答えできたときは、私自身の成長を感じられてとてもうれしく思います。時期によっては伝票が山積みになる日もありますが、ミスなくやり遂げられた日は達成感があり、「また明日もがんばろう」と思える原動力になります。金融の知識は、自分の生活にも役立つことが多く、仕事を通じて暮らしの安心にもつながっていると実感しています。また、研修などで他JAの職員と交流する機会もあり、業務の視野を広げる良い刺激になっています。

これから入組される皆さんへ

私は、ところ町で生まれ育ちました。小さな町ですが、人との距離が近く、穏やかに過ごせる環境が気に入っています。地元のスーパーには、ところ町でとれた野菜や魚が並び、美味しいものが身近にあるのも魅力です。職場では、若手職員同士の交流ネットワークでバーベキューやバドミントン大会、ミニバレーなどの楽しいイベントがあり、他JAの職員とも交流する場があります。私自身も、こうした活動を通じて自然と仲間ができ、毎日を楽しく過ごせています。内外の人とのつながりが生まれやすい環境があることで、初めての場所でも心細さを感じることなく、安心して馴染めると思います。

ゲンバをのぞき見
松原さんのゲンバ

入組を決めたのは、「ところ町に住み続けたい」という思いがあったから。子どもの頃から、祖父の野菜作りを手伝ったり、農家さんの家でアルバイトをさせていただいたりと、私にとって農業はとても身近な存在でした。また、同級生や親戚にも農家の方が多く、地域の農業を支えたいという思いが強まりました。
JAところの職員として、地域の方々や農業を支える一員として働けることに、大きなやりがいを感じています。これからも、一つひとつの業務に丁寧に向き合いながら、地元の方々に信頼される職員を目指して成長していきたいと思います。

営農部営農推進室

「新しさ」が尽きない職場

尾形 竜都さん
氏名尾形 竜都さん(2018年入組)
業務内容を教えてください

営農推進室では、組合員(農家)が作物を元気に育て、よいものをたくさん収穫するために必要な情報を提供しています。農作物の生育状況を確認するため実際に畑に出向いて作物を観察し病害虫調査を行ったり、土の成分を分析して土壌づくりの技術をサポートしています。毎月の営農情報提供や講習会で説明するため、日々の勉強が欠かせません。

仕事のやりがいは?

組合員支援は地元の普及指導センター(各分野の専門技術者が配属されている機関)とともに行いますが、組合員さんが困った時にすぐに頼れる相談相手は、やはり地元JAの営農推進室でありたいですね。困った時に「あの人に聞いてみよう」と思い浮かぶようなよき相談相手になりたい、と思っています。いまはまだ上司である室長への相談が多いですが、「勉強のために」という意味で自分に連絡をくれる組合員さんもいらっしゃいます。期待をかけてもらっていることが嬉しいですし、知識を高める意欲にもつながっています。

これから入組される皆さんへ

JAは、業務内容が多岐にわたるため新しい経験が尽きません。今年で入組して6年目で、これまで3つの部署を経験しました。部署ごとに扱う業務が全く異なるため、部署異動は「転職」に値するほどのインパクトがあると思っています(笑)複数の部署を経験することで、JAの業務をより多角的に捉えられますし、前の部署の知識が異動先の業務に役立つこともあります。次に興味があるのは販売課。営農推進室で身につけた気候による収穫動向などの知識を流通分野に役立ててみたいです。

ゲンバをのぞき見
尾形 竜都さんのゲンバ

高校時代の先輩から待遇面が安定しているからと、勧められたJAの仕事。たくさんあるJAの中からところ町に興味を持ったきっかけは、ガソリンスタンド運営に代表されるJA×漁協の共同体制や、地元で水揚げされたホタテの貝殻を活用した「ところ型 循環一次産業」に興味を持ったことでした。近年、SDGsなど環境問題が注目されていますが、ところ町はいち早く環境負荷の軽減や持続可能な農業について取り組んできました。大きすぎるJAではない分、新しい取り組みにチャレンジし続けているJAなんですよ。

 

3歩先のキャリアをのぞき見

馬場先輩コラム

成長は仲間と共に
営農部営農課係長 馬場 望(2017年入組)

2017年に入組し、営農の現場で経験を重ねてきました。当初は自分の確認事項だけで精一杯でしたが、今では組合員さんの営農状況や職員の業務背景を踏まえて対応できるようになり、会話の幅も広がりました。
現在は営農課で係長を務め、部下の指導や業務の効率化にも力を入れる一方、自ら判断を求められる場面も増え、責任の重みを実感する日々です。だからこそ、約束の期日は守る、相談には可能な限り即日対応するなど、スピード感と誠実さを持って丁寧に向き合うことを大切にしています。
JAところは若手の意見も届きやすく、地元出身でなくても行事や日常の交流を通じて仲間ができる職場。
一人でできることは限られているからこそ、年齢を問わず「一緒に頑張れる仲間をつくる」ことが何より大切だと感じています。