【JAところ通信】常呂町にんにく耕作者部会総会を開催しました
ところピンクにんにくの豊作を願い、常呂町にんにく耕作者部会が新年度スタート!
常呂町にんにく耕作者部会は、2月15日午後1時30分から第24回通常総会を開催しました。
開会にあたり、山内英之部会長は「令和2年は新型コロナウイルスの影響により部会活動にも影響を受けたが、価格は好調に推移し無事販売を終了することができた。新年度についてはコロナ禍の早期終息を祈りつつ、豊作と高品質生産を目標に取り組みを行いたい。また、JAの第9次振興計画策定に向け、振興作物として位置づけられている『ところピンクにんにく』生産基盤安定のため申し入れを行っており、引き続き部会として生産活性化のため尽力したい」と述べました。
来賓として出席したJAの川上組合長は、祝辞の中で「『ところピンクにんにく』は、我々が子供のころから親しんできた作物。再び本地の名産品となるよう、JAとしても販売や生産体制の整備を行い、生産者の支援ができるよう取り組んでいきたい」と述べました。
第1号から6号議案を審議し、すべての議案が承認されて通常総会が終了しました。
引き続き、部会員に対して現在申請中の地理的表示制度(GI)の進捗状況の報告と、営農推進室の金澤室長からにんにく試験圃場の成績報告が行われました。
現在、昨秋に植え付けされた『ところピンクにんにく』は、土壌凍結により休眠状態となり、流氷の訪れとともに一層厳しくなった寒冷な気温や寒風に萌芽を直接晒すことなく、土中で春の萌芽を待っています。
この厳しい越冬中に濃縮された栄養成分が、ところピンクにんにくの特徴である風味や香りの強さ、生で食した時のピリリとした強い辛みの元となっています。
ところピンクにんにくは、7月中旬に収穫、乾燥を経て8月下旬~9月ころから販売予定となっております。
本年も生育や作業状況など【JAところ通信】で随時お伝えしますので、お楽しみに!