【JAところ通信】種馬鈴しょの抜き取り作業を撮影しました(動画あり)

常呂町種馬鈴薯生産組合の植松孝雄組合長(福山地区)の圃場で、種馬鈴しょの抜き取り作業を撮影しました。

令和3年は種馬鈴しょ約9haを作付けしている植松さん。撮影した圃場は約2.8haで、ぽろしりときたひめを栽培しています。

この作業は種馬鈴しょの異常株(ウイルス罹患株・生育不良株など)を早期に発見して除去し、正常な種馬鈴しょ圃場を維持することを目的に行われています。

カート導入以前は、抜き取りした株をかごに背負いながら移動して作業していました。高畝培土された圃場は歩きにくいため大変な労力を費やしていたそうです。しかし、ポテトセレクトカートの導入により、高い位置から一人で3列から4列をチェックすることができ、効率的な管理作業ができるようになったということです。

カートで移動しながら抜き取り作業をする植松さん親子

葉が生い茂った中でも、生産技術を熟練した生産者の目に止まり「異常株はすぐにわかる。様子がおかしければ抜き取りする」と、日頃から的確な管理作業が行われ、品質の高い種馬鈴しょ生産を実現しています。

抜き取りされた株 一目でわかるそうです!

撮影に伺った7月1日は夕方ころまで暑い一日で、ご家族で仲良く休憩しているところにお邪魔し、色々なお話を伺うことができました。

植松さん夫婦は「今年は長く続く干ばつの影響が心配。息子は就農5年目だが色々な状況で経験を積み、どんなときでも安定した収量が収穫できるよう技術を身に着けていってほしい」と次世代への期待を寄せていました。

ドローンで撮影した動画を公開しますので是非ご覧ください。(公式YouTubeチャンネルで他の動画もみることができます

お忙しいところ撮影にご協力いただきありがとうございました。