【JAところ通信】ホタテ貝殻粒状化石灰散布実演を行いました
2020.8.19
8月18日(火)、常呂町共立地区の組合員圃場にて、新製品の「ホタテ貝殻粒状化石灰」散布実演会が行われました。
常呂町産業振興公社では、今年3月に国内初となるホタテ貝殻粒状化施設を竣工し、試験操業を経て7月下旬から本格的な製造が開始されました。
本製品は、常呂町の名産品であるホタテの貝殻から作られた石灰を粉末から粒状化にする独自技術で製造されたもので、TOKORO型クリーン農業に欠かすことのできない土づくりに貢献し、高い効率性が実現することが期待されています。
本年は町内限定の販売となりますが、来年からはホクレンを通じて販売される予定となっております。
お問い合わせは常呂町産業振興公社(0152-54-3308)JAところ資材課(0152-54-3066)まで
集まった生産者の皆さんを前に説明を行う常呂町産業振興公社の米山専務
散布の様子。粉状の石灰を散布するより、舞い散る量が少ないことが分かります。

圃場内に5m間隔で置かれたトレイで、片側15mの散布を実演しました。写真は、参加した組合員さんが散布状況を確認している様子です

粒状化した貝殻石灰を手に取って確認する共立地区の中島さん(左側)と、資材課の尾形職員

ブロキャスに粒状化石灰を投入する共立地区の羽石さん。粒状化しているため、粉が舞いにくく扱いやすいのが特徴で、効率化が期待されています