【JAところ通信】常呂町にんにく耕作者部会が現地研修会を開きました

令和4年6月24日、常呂町にんにく耕作者部会は現地研修会を開きました。

悪天候の中、各部会員の圃場を巡回して「芽取り」後の生育状況を確認し、同行する営農推進室の氏家室長から7月中旬から始まるところピンクにんにくの収穫に向けた技術指導を受けたほか、試験圃場での栽培状況について部会内で共有しました。

引き続きJA事務所会議室に移動して講習会を行い、網走農業改良普及センターの風間係長に令和4年の気象経過や今後の生育に向けた技術情報の報告を受けた。また”空っ風君”でおなじみのTOMTENで専務取締役を務める柴田氏を講師に招き、他産地のにんにくの生育状況や収穫後の乾燥作業について技術情報の提供を受けるなど、充実した講習会となりました。

ところピンクにんにくの収穫まであと少し。JA・部会員一同、高品質なところピンクにんにくの生産に向け、栽培技術の向上に取り組んでいます。

天候が悪い中、3戸の圃場を巡回しました

試験圃場の生育状況を確認する部会員

(左)農業改良普及センターの風間係長とTOMTEN専務取締役の柴田氏

講習を受ける部会員

◆ところピンクにんにくinformation◆

ところピンクにんにくは、9月下旬ころから10月上旬にかけて播種(はしゅ)を行い、冬は土壌凍結とともに休眠状態となり、寒冷な気温や寒風に萌芽を直接晒すことなく雪解け後の春に萌芽します。越冬するために蓄えた栄養成分が、ところピンクにんにく最大の特徴である風味や香りの強さ、生で食した時のピリリとした強い辛みの元となっています。

収穫期は7月半ばころ、乾燥や選別作業を経て、9月頃から販売を行います。

令和3年産のところピンクにんにくは大好評により完売となり販売を終了しております。令和4年産の生育状況・販売情報はHP「お知らせ」及び公式Twitterで随時お知らせいたします。

令和4年産ところピンクにんにくもよろしくお願いいたします。