【JAところ通信】農業後継者育成研修(STGs)を開講しました

JAところは6月28日、第9次農業振興計画の基本計画の一つである次世代の地域農業を担う人材の育成“ひとづくり”の実践を目的とし、農業情勢や様々な環境変化に俊敏に対応し10年・20年後の将来を見据え、「JAところ」や「常呂地域」を支える『担い手』の育成強化を推進することを目的に、農業後継者育成研修会を開講しました。

開講にあたり、挨拶をする川上和則組合長

STGs(スティナブル~持続的な~、呂後継ぎ育成、ール~目標~、クール~研修~)と名付けた研修会は、2年間で全6回を予定しており、対象者を30歳以下、または就農2年以内の農業後継者とし、併せて入組2年以下のJA職員も参加します。

第1回は開講式と第1講に『JAの役割と意義について』を名越営農企画課長補佐より動画を交えて説明し、第2講に先輩農業者からの講演として、川上組合長から常呂農業の歴史や青年部活動で取り組んだこと、若手農業者にのぞむことなどを伝えました。

川上組合長は講演の中で「仲間作りは組織作りである。この研修を通して仲間、職員との交流を深め、常呂町の未来を考え、守っていってほしい」と話し、参加者は真剣に聞き入っていました。

参加者からは「常呂町の歴史や、農協について知る事ができてよかった。勉強になることが多く次回も楽しみになった。」「先人のこれまでの取組みが今の常呂町農業を作り上げてきたということがよくわかった。これからを作り上げていくために青年部も大切な組織であると感じた」など感想の声が上がりました。