【生産者の声】じゃがいも生産者 次世代リーダー 林 俊文さん

2000.8.26

自分世代の技術を率先して取り入れたい
じゃがいも農家 林 俊文さん

最新型の「ポテトハーベスター」を颯爽と操る俊文さんは、本格的に農業を始めて4年目を迎えました。ハーベスターとは、作物を収穫する時に使用する農業機械で、前部で馬鈴しょを土から掘り上げ、土や茎・葉や石などを分離し、後部のコンベア部分でじゃがいもを選別できるもの。収穫~コンテナへの収納を担う農家には欠かせない大切な道具の一つ。その運転を任されている俊文さんの責任はとっても重大。操縦の技術は難しく、じゃがいもに傷や打撲とならないようにトラクター内部の3Dモニターで状態を確認しながらの微調整を重ねる。「現在、約2%ある傷の割合を半分に減らしたい」と俊文さんは言います。最新鋭の技術のチカラを借りながら、より高品質の作物をより多く収穫できる未来を見据えてハンドルを握ります。