【JAところ通信】令和5年産ところピンクにんにくの播種作業が始まりました

常呂町内では来夏に収穫する令和5年産ところピンクにんにくの播種作業が始まっています。

撮影した9月29日は、早朝こそ肌寒いものの午前は秋晴れで気温も高く、畑の土に適度な湿度をはらむ絶好の播種日和となりました。

㈱羽石農場(共立地区)のにんにく圃場 マルチ一列の播種に約1時間かかる畑の長さ

生産者である㈱羽石農場の羽石さんは「ところピンクにんにく生産のカギとなる良質な元種の供給を受け、適期播種をすることができた。生産者として来年の生育が楽しみ。消費者の方々にもより高品質のところピンクにんにくを届けたい」と次年産に向けた抱負を語りました。

マルチ(黒いビニール)に穴をあけ種を落としながら進みます

手作業で播種機のくぼみに種を入れます

作業をする人に収穫時のイメージを伝えつつ播種の指示をしています

『ましまし万能ばかタレ』のネーミングも実は羽石さん発「ばかみたいになんでも使えて(=万能)ばかみたいにおいしいから」が由来

また9月にJAところ青果事務所で発売を開始した『ましまし万能ばかタレ』について「自分の家で長年作ってきたレシピを基に製品が作られたことは大変嬉しい。同時発売した『美味すぎてヤバいジャン』ともに販売が好調で、10月中旬の追加生産を待ってもらっている状態と聞いている。ところピンクにんにくは青果としては限られた時期しか入手できないが、加工品にすることで年間を通じてたくさんの人に食べてもらうことができる。『タレ&ジャン』で、ところピンクにんにくのおいしさを広く知ってもらえたら」と話しました。

播種作業は10月初旬ころまで続く見込みです。昨年撮影した播種作業の様子はこちら(YouTube)

◆ところピンクにんにくinformation◆

【ところピンクにんにく】9月5日からタレ&ジャン新発売!

ところピンクにんにくは、9月下旬ころから10月上旬にかけて播種(はしゅ)を行い、冬は土壌凍結とともに休眠状態となり、寒冷な気温や寒風に萌芽を直接晒すことなく雪解け後の春に萌芽します。越冬するために蓄えた栄養成分が、ところピンクにんにく最大の特徴である風味や香りの強さ、生で食した時のピリリとした強い辛みの元となっています。調理例はこちらから

ところピンクにんにくは、JAところが定める生産管理体制によって栽培し、品質・規格等の審査を経て販売しています。また、ところピンクにんにくは「青果」としてのみ販売し、種子の販売は一切行っておりません。また栽培に関するお問い合わせにはお答えしかねますのでご承知おきくださいますようお願い申し上げます。

令和5年産ところピンクにんにくもよろしくお願いいたします。